2010年2月27日土曜日

アメリカの学校事情:プレジデント・デー

アメリカの二月のメイン行事はバレンタインとプレジデントデーです。
プレジデントデーに向けて、学校ではアメリカ一色です。
ちょっと前ですが、娘のクラスで"Proud to be American Night"
というのがありました。

子供達が作った、アメリカ絡みのいろいろな工作や
作文を親子で見て持ち寄ったご飯を食べて最後に歌。
工作は大統領の顔で有名なマウント・ラシュモア、自由の女神、
ワシントン・モニュメントなどなど。
作文は" I am proud to be American Because of〜 で始めて
続きの文章を書かせるというもの。

プロジェクター(黒板です!)に映し出された国旗の前で
国歌斉唱。これを歌う前に子供達は旗の前で先ほどの
作文を読んでいる姿が合成(!)されたものを見ています。
学校で国家を歌うことすらもめている国からきた父親としては
複雑な心境です。建国記念日すら真っ正面から向き合えないのに...。



















ちなみにこのプロジェクターはスマートボードと呼ばれるもので、
マックとつないであります。ボード上に直接書き込めて、
それをプリントしたりすることも可能です。
もちろん各教室にマックは最低2台づつあります。
当然すべて寄付。マックつよし。

2010年2月21日日曜日

ランキング

ヒット数がのびるという噂を聞いたのでランキングに参加してみました。
このブログのカテゴリーがよくわからないので、思いつくまま三つほど。
多分このやり方は良くないと思うので、後ほど変える予定。
ん〜、やっぱり教育なのかな...。なんか固いな。

2010年2月20日土曜日

アメリカの学校事情:Family Math Night

子供の学校で"Family Math Night"(算数の夜?)
が行われていたのでいってきました。
これは少しでも理系の子供を育てようということで
”National Science Foundation”が推奨しており、
学校の教室を使って算数ゲームなどをするイベントです。
息子と娘が通う小学校では5年前から導入しており、
Familyでの参加を推奨しているので、私も去年に引き続き二回目の参加です。
見渡した感じだと来ていたのは低学年に多くクラスの半分くらい、
高学年になるほど減っていく感じでした。(自由参加)


放課後5時から校庭でのピザ・パーティー(校庭でピザを立ち食い)
から始まって6時から校長先生のお話しを聞く。
これが意外とよかったのですが、それはまた今度。


で、いよいよ開始。各教室を回ってゲームをやってスタンプをもらう。
 ゲームの内容はサイコロを使った数字ゲームとか
トランプを使った足し算ゲーム等。
その他にも丸めた新聞紙をどれだけ高くつめるかとか、

透明の箱に入った輪ゴムの数あてゲームなど。
ちょっとどこが算数?なものも多いです。
スタンプを4個集めると「宿題スキップ券」をもらえます。
おかげで子供たちはかなり真剣にやってました

最後にゲームの商品授与とラッフル(抽選会)をやって8時半頃に終了。


子供たちの反応をみていると、うまく誘導すれば数学、
物理の原点にふれられるようになっているのがよくわかります。
その辺を難しいことをいわず、あまり押し付けすぎない、
楽しむことありきの姿勢はとても好感が持てました。


アメリカの公立学校は基本はほとんどの州で無料です。
国や州の援助は、そのほとんどが主要4教科(国数理社)ぶんのみで、
その他の教科(音楽、体育、美術など)や課外授業の有無と
優劣は地域や自治体に大きく左右されます。
つまり、学校区が良くないエリアだと授業は4教科のみで午前中だけ、
教材や校舎もボロボロなんてこともよくあります。
当然このようなイベントを開けるような予算は学校内にはまったくありません。
なので当事者達の好意、熱意、善意、(含む金)で成り立っています。


今回のマス・ナイトも先生を含め、
すべてボランティアと寄付金のみで行われました。
ピザー・パーティーのピザ代、商品や景品もすべて寄付です。 
わたしも知人のボーリング大会ビリケツ賞の
ペットボトル(大)を1ダース寄贈してきました。(ドンッ


なのでほとんどの教材やゲームグッズは手作り、
ある意味かなりしょぼいものばかりです。
とはいえ少しでも子供たちが算数に興味をもつように
親と先生が手作りとボランティアで頑張る。
なんだか正しい初等教育ですよね。
そして最も重要なことはそういう親や先生の姿を
子供たちに見せているってことだと思う。



1¢, 5¢, 10¢, 25¢の書かれたサイコロを使って先に1ドルを作れば勝ち。
25¢の存在は大きく、これがあるから1/4の感覚をつかむのが早い。 
 

2010年2月13日土曜日

2月の行事 バレンタイン

さておかわり的には何とも微妙な存在であるバレンタインです。
季節の歌でも入れるかどうかではずいぶんともめました。

バレンタインはいつのまにか、
まるで国民行事のように存在している感があるのが
個人的にはどうにも抵抗があります。
そこでちょっと考察してみました。

まずはwikiの文章が面白いので抜粋してみます。
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「日本型バレンタインデー」の特徴を整理すると、以下の3点となる。

贈答品にチョコレートが重視される点
女性から男性へ一方通行的贈答である点
(女性の)愛情表明の機会だと認識されている点
このほか、職場における贈答習慣が強い点や、キリスト教との直接的関連は

ほとんど意識されていない点も日本型バレンタインデーの特徴である。

抜粋おわり
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アメリカのバレンタインは男性も女性も
親しい人へ花やカードを贈ります。
おもに男性主体の場合がおおく、
とくに夫から妻へ花をおくるのは、
結婚記念日並みに大事な行事です。

また子供から両親へも盛んです。
日本の母の日、父の日のように、
学校でカードを作ったりもします。
(それらの日もあります。)

*タイムのサイトで見れる”First Grade Valentines"
アメリカの一年生のバレンタインの様子です。
Time Video
英語ですが、たいしたことはしゃべっていませんので
わからなくてもニュアンスはつかめると思います。
あくまでも愛の日、愛について語り合う日としてが
正しいポジションのようです。
それと比べると日本のは子供に取ってあまり楽しくない、
大人のイベントという感じがします。

今年はxxチョコのように、チョコありきなのもね。
そういう意味では少子高齢化がすすむ日本マーケットと
移民も多く子供も増え続け、家族思考の強い
米国マーケットとの違いも多分にあるのかもしれません。
また形にこだわる日本人としてはチョコをあげる建て前、
チョコの形や、種類、あげ方にいたるまで、
形式を求めてしまう性(サガ)が余計に儀式化させて
しまうのかもしれません。まさにバレンタイン道。

こう考えてみると、ここまで特殊であれば
それはそれで文化ですよね。かなりの昔からありますし。
日本のバレンタインはこうなんだよ〜と話してあげられたり、
するのも一興かなと...。

多くの行事はできた時代や世相を反映しているので
こういうことも含めての日本文化かなと思うようにしています。

2010年2月11日木曜日

ヤマハのペーパークラフト

ツイッター仲間?つながりで見つけました。
ヤマハのサイトでダウンロードできるペーパークラフトです。

意外と良くできていますので、試してみてください。
http://www.yamaha-motor.co.jp/entertainment/papercraft/index.html

精密シリーズも男心をそそるのですが、
動物や日本の情景シリーズも楽しいです。

”なぜヤマハが?”とつぶやいたら
”四季を愛する心があるからでございます。”
と返ってきました。

ロサンジェルスには四季と呼べるようなモノは
ぼんやりとしかないのでうらやましい限りです。

2010年2月7日日曜日

Tweets

Twitterでフォローをしてもいいよ、という人が
集まるサイトを見つけたので書き込んでみました。
twitterのメッセージ内で、[xxx]でくくってあるのは
登録者の興味対象です。
 follow_ok

ハッシュタグとよばれる#XXXも
時折実施しています。XXXは会話の内容。
 ハッシュタグ? 

 どちらもフォロワーを増やす。
もしくは同好の人を見つけるtwitterならではのものです。
今まで一体何の暗号じゃこれと思っていた人、
ごめんなさい。そういうわけでした。

個人でもやっていますが意外と面白いですよtwitter。
まだの人はぜひ。

2010年2月6日土曜日

早口言葉没シリーズ ひっそり公開

顔が動きすぎのために本番使用はできませんでした。

あまりのかわいさにお蔵入りさせるのはしのびなく
ひそかに公開です。

早口言葉ーさくら

2010年2月5日金曜日

まめをまいてせつぶん

【コンセプト】
二月のメイン行事節分を歌にしてみました。
70〜80年代風歌謡ロックの叫びを聴いてくれ〜。

監督/パフォーマー Keita Yamamura
http://otona.okawaridaisuki.com/page3/page12/page12.html

DP/パフォーマー Tadashi Tawarayama
http://otona.okawaridaisuki.com/page3/page10/page10.html

作詞/作曲/アレンジ:Yohei Shikano
http://otona.okawaridaisuki.com/page3/page13/page13.html

パペット:Hiroko & Mari
http://otona.okawaridaisuki.com/page3/page16/page16.html
http://otona.okawaridaisuki.com/page3/page5/page5.html

パフォーマー:Ayako Hoshino, Tadashi Tawarayama, Keita Yamamura,
Kaz Shinagwa

題字: Keita Yamamura

節分当日に撮影された”まめをまいてせつぶん”、
一発撮りの強みを活かし即日公開。
(どこかで見た書き出しだ)

当然今回もコンテなし、リハなし、ぶっつけ本番。
小道具も前回同様その日に作成。

今回も楽しかったです。監督もカメラマンも演じているので
客観的に見ている人がいないため、テイクがおわるとそれぞれが
自分の判断で”今のいいね”とか”ちょっとだめだった〜”とか
なのが面白かったです。監督がOKをだしても粘る役者の気持ちが
少しわかりました。

今回の歌ですが、キャプテンからヨーヘーへの
お題は70〜80年代風のアニソンでした。
しかしあがってきたのはアニソンというよりも歌謡曲。
元気にやっつけるぜ〜というよりは少し終わりの歌ちっく。
だが、キャプテンもおじさんも一発OK。
なぜならそれは歌が良すぎるから。(きっぱり)

曲の収録はヨーヘーのバンドメンバーが
参加してくれているのですが、
彼らは日本人ではありません。そこで、

ヨーヘー談:
バンドのメンバーに70年代歌謡ロックの真髄を
伝えるのに大変苦労しました。

一応サンプルとして井上揚水、太陽にほえろのテーマ、
木綿のハンカチーフ、愛のメモリー(シゲルマツザキ)
を聴かせました。


あ、あと宇宙戦艦ヤマトとキン肉マンのテーマ
を聞かせましたが、きんにくマンには相当引いてました。 
アメリカ人にはワケ分からないかもしれないですねえ。


冒頭から本人アニソンやる気なしじゃん。
でも歌謡ロックもいいですよね。
そもそもアニソンって音楽的なジャンルがあるのか?
個人的にはダンシングオールナイト(モンタ&ブラザーズ)
な感じがするのですがどうでしょう。

2010年2月3日水曜日

二月の行事 恵方巻き

最近めきめきと頭角を現してきた行事の一つ”恵方巻き”。

始めて聞いたのは10年ほど前でしょうか。
関東生まれの私は、当時は全く知らず、”関西で
良く行われる行事”という認識でした。
今回、おかわりで取り上げるにあたりいろいろと調べてみました。

実際に恵方巻きを食べる習慣は江戸時代からあって、
いったん廃れていたものを関係業界が盛り上げて再復活。
そのきっかけは
1973年頃から大阪海苔問屋協同組合が
販促の一環として取り上げ普及した。
というのが定説のようです。

花柳界云々とのつながりを指摘している方もいるようですが、
実際には昔からあったものが花柳界では形(意味)を少し変形させて
存続していたというところが真相ではないでしょうか。

おかわり的には”あり”というのが結論ですね。
”大人の虎の巻” からは今回ははずさせていただきましたが、
節分の歌等では登場します。

恵方ロールとか商魂逞しすぎるです...。