2010年2月13日土曜日

2月の行事 バレンタイン

さておかわり的には何とも微妙な存在であるバレンタインです。
季節の歌でも入れるかどうかではずいぶんともめました。

バレンタインはいつのまにか、
まるで国民行事のように存在している感があるのが
個人的にはどうにも抵抗があります。
そこでちょっと考察してみました。

まずはwikiの文章が面白いので抜粋してみます。
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「日本型バレンタインデー」の特徴を整理すると、以下の3点となる。

贈答品にチョコレートが重視される点
女性から男性へ一方通行的贈答である点
(女性の)愛情表明の機会だと認識されている点
このほか、職場における贈答習慣が強い点や、キリスト教との直接的関連は

ほとんど意識されていない点も日本型バレンタインデーの特徴である。

抜粋おわり
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アメリカのバレンタインは男性も女性も
親しい人へ花やカードを贈ります。
おもに男性主体の場合がおおく、
とくに夫から妻へ花をおくるのは、
結婚記念日並みに大事な行事です。

また子供から両親へも盛んです。
日本の母の日、父の日のように、
学校でカードを作ったりもします。
(それらの日もあります。)

*タイムのサイトで見れる”First Grade Valentines"
アメリカの一年生のバレンタインの様子です。
Time Video
英語ですが、たいしたことはしゃべっていませんので
わからなくてもニュアンスはつかめると思います。
あくまでも愛の日、愛について語り合う日としてが
正しいポジションのようです。
それと比べると日本のは子供に取ってあまり楽しくない、
大人のイベントという感じがします。

今年はxxチョコのように、チョコありきなのもね。
そういう意味では少子高齢化がすすむ日本マーケットと
移民も多く子供も増え続け、家族思考の強い
米国マーケットとの違いも多分にあるのかもしれません。
また形にこだわる日本人としてはチョコをあげる建て前、
チョコの形や、種類、あげ方にいたるまで、
形式を求めてしまう性(サガ)が余計に儀式化させて
しまうのかもしれません。まさにバレンタイン道。

こう考えてみると、ここまで特殊であれば
それはそれで文化ですよね。かなりの昔からありますし。
日本のバレンタインはこうなんだよ〜と話してあげられたり、
するのも一興かなと...。

多くの行事はできた時代や世相を反映しているので
こういうことも含めての日本文化かなと思うようにしています。

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